【ついに終身雇用が崩壊!?】大手IT企業社員が教える、「安定している大企業に就職した方がいい」というのは今後通用しない理由

終身雇用の崩壊 就活
taka
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やる気1UPブロガーのtakaです。
早稲田大学卒業後、大手IT企業に入社し新規事業企画を担当。やる気を1UPさせて、人生の勝ち組になるためのメソッドを紹介しています。

就活生
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・なるべく大企業に就職した方がいいの?
・どんな働き方をしたらいいの?

就活の時に、まず大企業とその他の企業どちらを受ければいいのか、悩みますよね。

今回はそんな悩みにお答えしたいと思います。

大企業に就職するメリットとデメリットとは?

大企業は安定・安心がメリット?

まず、大企業とベンチャー/スタートアップを比較し、一般に言われているそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

大企業のメリットとデメリット

・社会的信用度が高い(倒産しにくい)
・終身雇用、年功序列により将来が安定している(?)
・福利厚生がしっかりしている
・上司を選べない
・勤務地を選べない
・職種、部署を選べない
・実力と給料が見合わない
・競争力が低い(ベンチャーと比較して)
・昇進に時間がかかる

私も大企業に勤務しているので、メリット・デメリットどちらもよく分かります。ただ、私はどうしてもデメリットが目につきます。

特に「昇進に時間がかかる」・「実力と給料が見合わない」の2点。

若手でいくら実力があっても、年功序列のため、先に入社した人の方が給料がいいんです。たとえ、仕事ができない人でも、一度昇給すると、基本的にそこから給料は下がりません。

例えば、本当に何も仕事ができず、ただデスクに座っているだけの50歳の先輩社員がいたとします。大体それくらいの年次まで上がると年収は1000万円クラス。若手の場合は、いくら仕事ができても、せいぜい500万円いけばいいところだと思います。

また、幹部社員になれるのも、早くて30代半ば。それまでは、年次で給料や評価が決まることが多いです。

では次に、ベンチャー/スタートアップのメリット・デメリットを見ていきましょう!

ベンチャー/スタートアップのメリットとデメリット

・競争力が高い(実力主義)
・昇進が早い
・団結感が強い
・大企業に比べ、倒産する可能性が高い
・給料が低い
・福利厚生が充実していない
・労働時間が長い(残業が多い)

大企業と比較すると、きびきびして、実力主義のイメージですね。

大企業とその他企業のメリット・デメリットを見てきましたが、安定・安心という観点では、一見大企業の方がいいように見えます。

しかしながら、実は今、大企業に就職すれば将来安定、という時代は終わりつつあります。
大企業が進めているリストラ、年功序列の廃止など、今、世の中で様々なことが起こっています。

そうなの!?と思うかもしれませんが、事実なんです。

世の中で起こっているリストラや新卒採用の変化が分かる、いくつかの事例を紹介します!

「大企業は終身雇用で安定」の時代はとっくに終わっている

進む大量リストラと年功序列の廃止

一昔前までは、企業に所属して、定年退職まで同じ会社で働き続けるのが当たり前でしたが、今はそれが当たり前では無くなってきています。

実は、大手企業で大規模リストラが進みつつあります。

2018年-2019年に、大手IT企業で以下のようなリストラの発表がありました。

まずはNECがリストラを発表。

次に東芝がリストラを発表。

そして富士通も。リストラ人数の規模がとんでもないですね。

このように大手IT企業が次々とリストラを行なっています。IT企業でのリストラが顕著に目立っていますが、他業界・他業種も時間の問題だと思います。

また、AIやRPAが加速し、これまでのホワイトカラーと呼ばれる、いわゆる定型業務(事務職)を行うのは、「ヒト」から「機械」へ置き換わっています。

今後AIによって置き換わっていく仕事については、こちらの記事をご覧ください。

これまでも、大企業は安定ではなくなる、といった話は出ていましたが、これほど早く訪れることになるとは・・・と思ってしまいますよね。

リストラ対象を45歳以上としている企業が中心ですが、言ってしまえば、

「企業が必要としない人員は必要ない=終身雇用はもはや当たり前でない」
ということです。

今まで、一度企業に入ってしまえば、どんなに仕事ができなくても定年まで雇ってくれる企業は多かったと思いますが、そんな時代は終わりつつあります。仕事はそんなに甘くないです。

「『できない人』から『できる人』へ転換するための4つのアクション』については、こちらをご覧ください。

大企業だから安定して定年まで働ける、と思って安心している人は本当に要注意!
さらに、雇用についても変化しつつある現状をご紹介します。

新卒年収1000万円の導入 / 年功序列も当たり前でない時代へ

大手IT企業はリストラを進める一方で、大手IT企業は、新卒採用において、年収1000万円を掲げ、優秀な人材を確保する動きに出ています。

優秀な人材を確保するために、NECは10月から研究職を対象に、新卒年収が1000万円を超える可能性がある給与を支給すると発表した。これが技術・研究系の職場に衝撃を与えている。

ITmedia ビジネスオンライン(2019/9/6)

新野氏の発言では、

「グローバルでの競争を戦うには、国内の制度を変えていく必要がある」
とのこと。

この発言から、年功序列関係なく、優秀な人材には、それなりの報酬を与える「実力主義」の雇用に変えていくことで初めてグローバルで戦える、という姿勢が顕著に現れています。

NECは、リストラを行う一方で、新卒採用の仕組みも大きく変えてきています。

つまり、

「会社にとって必要のない人材は出て行ってくれ、優秀な人材には実力に見合った報酬を与える」

ということですよね。このように今、日本の雇用が大きく変化しつつあります。

NTTコムも雇用のあり方を大きく変えてきています。

NTTコミュニケーションズは2019年7月から専門職を対象にした新しい人事制度「アドバンスド・スペシャリスト制度」を開始する。従来の一般的な職能型の人事制度に対し、ジョブディスクリプションに基づく職務型人事制度になる。

日経XTECH(2019/6/28)

その他、くら寿司やソニーなど、多数の大手企業が新卒年収を大幅に引き上げるといった発表を行なっています。

これまでの雇用のあり方とは変わり、これから就職する人も、既に就職している人も、今一度自分はどう生きていくか、見直す必要がありそうです。

「自分が何をやりたいか」が最も重要

自分が何をやりたいかが最も重要

安定・安心以外の観点で考える

企業を選ぶ上で、それぞれ重視する観点は異なると思いますが、結局は安定・安心以外の観点で見る必要があります。企業に所属し、今後も自分の価値を高めていくには、その会社で何をやるか、何をやりたいか、が重要となります。

そのやりたいことに対し、時期や環境については各企業や業界をしっかりと見定める必要があります。

複業・副業、フリーランスも多様な働き方の1形態

近年は、仕事の仕方もかなり多様化してきていますよね。

いくつかの企業に勤務したり、複数の仕事を同時に行う「複業」、
本業とは別に、収入を得る「副業」、
固定の企業に所属せず、仕事を行う「フリーランス」。

企業に所属した場合、副業禁止の企業もあると思いますが、最近は副業OKの企業が増えてきています。2018年は「副業元年」と呼ばれていました。

やはり、企業に所属することが安定でない以上、収入を複数持つことは重要になってくると思います。いわゆるマルチインカムですね。

まずは、「自分が何をやりたいか」を中心に考え、そこからどういう就業形態、どういう企業が最適か、落とし込んでいくのがいいと思います。

僕の場合は、「ITで世の中を変えたい・便利にしたい」と思い、IT業界に注目していました。

また元々、自分が起業して、自分が先頭に立って若いうちから社会を変えていきたいという思いがありました。でも、いきなり起業するよりも、一度IT企業に入り、組織の作り方を学びたいと思いました。大企業に入ったのは、あらゆる業界の最先端技術を網羅しており、将来企業した際に、具体的にどの業界をITで便利にしていくか、が決まっていなかったためです。

あくまで、今の企業は通過点。「将来何をやっていきたいか」で就職活動を行いました。

僕の事例は参考になるか分からないですが、ぜひ、「やりたいこと」を中心に働き方を考えてもらえればと思います!